【その特徴を把握しよう】移調の限られた旋法①ホールトーン・スケール
こんにちは。
音楽トレーナーみゆきです!
今回は「移調の限られた旋法」の第1番、いわゆるホールトーン・スケール(全音音階)について!
「移調の限られた旋法」は、その名のとおり
移調に限りがある旋法(≒音階)です!
移調は転調と違って(または転調の一種)
イメージとしてはカラオケのキーを変えるように、それぞれの音と音の音程が変更しません!
ややこしいですね、なんといったらよいか…
とにかくカラオケのキー変更がイメージで、
オクターブを考えなければ
十二音技法が主流な現代では
12種類のキーがあるということです!
うーん、自分でもわかりづらい文。笑
移調の限られた旋法は、そのうち移調が12種よりも少ない旋法ばかりです!
今回はそのうち、2パターンしかない第1番について!
■移調の限られた旋法第1番はいわゆるホールトーン・スケール!移調パターンは2種のみ!
第1番は前述のとおり
ホールトーン・スケールと呼ばれるものに該当します!
音階(スケール)と旋法(モード)は、厳密には違いますが、今回は割愛!
ホールトーン・スケールは日本語に訳すと
全音音階です!
わかりにくいですが、バーッと話します!
ホールトーンは全音、スケールは音階なので
そのままですね!
この音階は六音音階で、七音目で1巡します!
すべての音程差が全音で構成されています!
この音階はリストやドビュッシーが好んでいました!
近現代JAZZでも定番で、コーダルならオルタード7th、モーダルでもよく使われます!
移調パターンは2種のみ!
ドレミであらわすと…
①ド、レ、ミ、ファ#、ソ#、ラ#
②ド#、レ#、ミ#、ファ、ソ、ラ#
※十二音技法でかつ異口同音を無視
そしてこれら2種を合わせると十二音技法の
十二音半音すべてが網羅されます!
■要点のまとめ!ざっくり知っておこう!
厳密には異なることも多いですが
移調の限られた旋法第1番は
①ホールトーン・スケールともいえる
②2パターンのみ
③すべての音程差が全音である
④六音音階
⑤近現代JAZZでも好まれて使用される
そして日本語として
簡単ですが、
移調の限られた旋法第1番について!
以上、音楽トレーナーみゆきでした!